星の瞬き 11月

空気が冷たくなり、夜空で輝く星々も冬の星座が見られるようになりました。

冬の星座に12星座のひとつ「おうし座」があります。

おうし座の牡牛は、大神ゼウスが変身した姿と言われています。

昔、フェニキアという国に「エウロパ」という美しい王女がいた。
ある日、エウロパが海辺で花を摘んでいると、白く美しい牡牛が現れ、彼女をじっと見ていた。エウロパが牡牛の鼻先に花をさしだすと、牡牛は彼女の足元にかがみこんだ。じっと見つめる牡牛に惹かれたエウロパは、牡牛の背に乗ってみた。その途端、牡牛は立ち上がり海に向かって走り出した。牡牛は海の上を飛ぶように走り続けた。海を渡った牡牛はクレタという島にたどり着いた。牡牛からおそるおそるエウロパが降りると、牡牛は消え去り、代わりに大神ゼウスが現れた。ゼウスは、エウロパへの愛を告げるために牡牛になったことを伝えた。そして、エウロパはゼウスの愛を受け入れた。
のちに、二人がたどり着いたクレタ島を含む新しい大陸は、「エウロパ」の名から『ヨーロッパ』と名付けられた。(※語源には諸説あります)

ロマンチックなお話ですね。

内村

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